姿見の池アメリカザリガニ捕獲大作戦(開催後記)
姿見の池では生きものの捕獲行為を禁止しています。
本イベントは外来種駆除のため特別に許可をとって行なっています。
姿見の池アメリカザリガニ捕獲大作戦を実施しました
外来生物、アメリカザリガニを捕獲!

令和8年9月26日(土曜日)、小学生向けイベントとして「姿見の池アメリカザリガニ捕獲大作戦」を開催しました。
今年は台風や秋雨前線の影響で雨の日が多く、イベント当日も早朝から雨・・・捕獲作業ができるか微妙なところでしたが、午前10時過ぎから1時間弱程度は雨脚も弱まり、釣りを楽しむことができました。
西恋ヶ窪若松公園にテントを設置し、講師による前半のミニ講座からスタート。講師を務めてくださった舟木先生は、全国でのかいぼりや各種講座の講師、行政委員などのご経験もあり、今回捕獲対象のアメリカザリガニについての生態や水辺の生きものについても詳しく教えてくださいました。
アメリカザリガニは条件付き特定外来生物に指定されており、販売、購入、野外への放出等が禁止されています。
雑食で繁殖力が高いアメリカザリガニは水草や水生昆虫などを食べてしまったり、ハサミで切り刻んでしまうことで、水辺全体の生物多様性に影響を及ぼします。

昔は日本にいなかった生きものが人の手によって持ち運ばれ、もともと住んでいた生きもの(在来種)が減少し、生きものが暮らす場所の環境が悪化することを防ぐという目的を、参加者の皆さんにしっかり学んでいただきました。
先生のお話を聞いて、より捕獲作業に気合が入ったようです!

捕獲作業は市が用意した釣竿と、各自持参した網・バケツなどで行いました。茂みや橋の下など、参加者はそれぞれザリガニが隠れていそうな場所を見つけて釣り糸を垂らし、ザリガニがやってくるのをじっと待ちます。多少の雨もなんのその!皆さん、ザリガニが顔を出したらエサに食いつくまでじっと待っていました。時間がかかった分、釣れたときの喜びはひとしおです。

捕獲後は、ザリガニの大きさを測ったり、オス・メスの違いを観察したりしながら、みんなで協力し合って作業を進めました。
今回のイベントでは、合計32匹(市捕獲2匹含む)のアメリカザリガニを捕獲できました。

水温が低いと生きものの活動も緩やかになるそうで、今日のお天気だとあまり釣れないかもしれないと心配でしたが、雨を吹き飛ばす参加者の熱意と根気で昨年以上に捕獲することができました。

姿見の池接続水域では、在来種の生きものも確認できました。
トンボやホタルが見られることを期待したいですね。
参加者からは「子どもと一緒に夢中になれた」「学習と体験と両方が楽しかったです。」「ザリガニはもとよりサワガニなども生息していることは知らなかった。」といった感想が寄せられ、楽しみながら生物多様性について学べる機会となりました。

捕獲したアメリカザリガニは最期まで責任をもって育てられる人のみ持ち帰り、それ以外は市で冷凍処分を行い、堆肥化しました。
外来生物アメリカザリガニ
アメリカザリガニによって、水辺の生きものが隠れ場所とする水草などが切り取られたり、食べられたりしてトンボ類、ミナミヒナメダカ、ゲンゴロウ類、カエル類、おたまじゃくし、サンショウウオ類、ミズカマキリ、ヤゴなど様々生きものが影響を受けています。
- 環境省_何が問題なの? 水草、全部切る!?(アメリカザリガニによる生態系等への影響) (外部リンク)

-
環境省_アメリカザリガニとのつきあい方 (PDF 2.3 MB)
- 環境省_どうつきあえば良い? 逃がすのはダメ!ゼッタイ! (外部リンク)

外来種クイズ
次のうち、外来種はどれでしょう?
アメリカザリガニ捕獲大作戦イベントの参加者の方々にも回答いただいた、外来種クイズです。
あなたはいくつ分かるかな?
(注釈)外来種とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によってほかの地域から入ってきた生物のことです。

正解は添付ファイル「クイズのこたえ」を見てね
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